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エコなドライビングが地球を救う

エコなドライブは簡単に実践出来るものではありません。アイドリングストップがその機構が装備されていない車では難しいように、「燃費をよくする」ということはなかなか難しいものなのです。もちろんアクセルをあまり踏みすぎないというようなことでガソリンの消費をある程度は減らすことができます。まずはそこからでもいいのではないでしょうか。そのような単純なことの積み重ねが排気ガスの削減に繋がります。

いきなりハイブリッドカーに切り替えることは出来ないのかもしれません。ですが「運転を少し変える」ということはできるのではないでしょうか。その際、「環境のため」と考えるのが「飛躍しすぎ」であれば、身近なことに置き換えてみてはいかがでしょうか。「ガソリンを節約しよう」ということであれば自分のためになるのではないでしょうか。

一度の給油でいくら使いますか。そして月に何度給油しますか。月間でいくら車に費用をかけていますか。それが少しでも軽減されれば、経済的な負担は少し減るのではないでしょうか。

そのようなことに考えをシフトしてみましょう。「アクセルを踏むのがもったいない」ということにです。そうすれば「環境のことは関係なく」、ガソリンを節約できるのではないでしょうか。自分のためにガソリンを節約すれば、しがいもあるというものです。それでも結果的には排気ガスは削減されます。そのことで環境に寄与できるのです。「自分のため」に行ったことが結果的に環境のためになるのです。
最近では「エコであれば良い」という風潮が世間で広がっています。それはまるでテレビや雑誌などで騒がれる、「流行」のようなカタチにみえます。本当に「エコロジー」であることを実感し、必要性を感じている人はそう多くはないでしょう。ですから「自分のこと」としてエコロジーを捉える必要があるのです。今、このタイミングで「エコ」に対して自然な感覚を身につけなければ、この先ずっと変われないかもしれません。

全体として考えれば、ガソリンの燃焼を最小限に抑え、排気ガスの排出量が減れば、それでいいのです。どのような目的でエコカーに、ハイブリッドカーに乗っていても、排気ガスが減少すれば、それは環境に対していいことなのです。いかにして個人が「エコであることに意味を見出せるか」が大事であって、「地球環境への理解」は必要ないのかもしれません。

各ドライバーがエコであることに納得出来る理由、それが今求められているのかもしれません。みんながみんな、環境の専門家ではないのですし、いきなり地球温暖化の知識を得るのは難しいでしょう。ですから、社会として「実利」が得られるように工夫をすること、またドライバーとして自身で見出すことがもっとも大切です。環境のことは詳しくなくても、自然とハイブリッドカーに乗りたくなる。乗った方が得をするような枠組みがあれば、環境への啓発がなくても自然と普及するはずです。

環境に良い、ということは「結果的に」ということでいいのです。みんながみんな、環境の専門家にはなれません。それは無関心でいいというわけではありません。「環境に良い」のだから率先して使いたくなる「魅力」を探して、見つけて、共有すればいいということなのです。

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